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機械綴じ

 巻頭の折丁から順に機械的にとじられますが、とじ糸の本数は本の大きさによって増減します。とじ糸の種類には、木綿糸・ナイロン糸・合繊糸などがあります。糸の太さ(番手)加減は、本文の紙質坪量(kg)、本文のページ数によって決めます。
   


並とじ
並とじは現在一般的に行われている方法で、とじ糸(かがり糸)だけで折り丁の背を結合するやり方です。丁合をすませた折り丁を一折りずつ機械のサドルにあてがってやると、自動的に突き針、とじ針、爪などが作動してとじられていきます。しかし、機械による数とじは、一本の糸が連続して最初の折り丁から最後の折り丁まで各折り丁をつないでいるにすぎないので、耐久性に劣ります。また製本行程中、一か所の糸がほつれたのを引っぱったりすると、最後までほつれてしまいます。 それを防ぐためにとじ終わりの糸をのりづけします。
   

テープとじ
束の厚い本や辞書、大型の書籍は、糸とじの強度を増し、中身と表紙の結合を強め、さらには表紙のみぞをしっかりさせるため背にテープをあてて補強しています。これがテープとじです。テープは幅1cmくらいのひら織りの木綿または麻布でできていて、これを折り丁の背に直角にあて、このテープをまたいで糸でとじます。
   

中ミシン(センターミシン)
糸による中とじは、ノートや学習帳、絵本等、見開きが良く、本としての強度も求められるものに多く適用されます。
   

平ミシン(平かがり)
平かがりは、合本などに使われます。
月刊誌などを背中を断裁してペラにし、1年分をまとめて製本します。製本用のかがりミシン機を使い、10〜20枚づつのどの部分をかがっていき、1冊分をまとめてのりで背固めをします。
のどから3ミリくらいのところまでかがり糸が入りますので本かがりより見開きは悪くなります。
 
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